株式会社クリエイターズマッチと株式会社ルグランの共同セミナーレポート
8月24日、株式会社クリエイターズマッチと株式会社ルグランの共同セミナーをオンラインで開催いたしました。
セミナーでは、株式会社クリエイターズマッチのクリエイティブ制作への取り組みやweathermarketing.netのご説明、weathermarketing.netをご導入いただいた方限定の「気象連動型バナーバリエーションパック」のご紹介をさせていただきました。
ルグランでは、天気に合わせた広告を配信する場合、シーンに合わせたクリエイティブを複数パターン用意することをオススメしています。しかし、「自社に広告クリエイティブを制作する技術がない。」「社内ではクリエイティブのアイディアが煮詰まってしまった!」「クリエイティブがマンネリ化している・・・」というような企業様も多いです。
今回、そのような問題を解決する「気象連動型バナーバリエーションパック」を新たにロンチしました。詳細は、本ブログの後半にご案内します。
【セミナーの内容】
株式会社クリエイターズマッチとは?
なぜ効果のあるクリエイティブが作れるのか?
weathermarketing.netで出来ること(仕組みとシナリオ例)
「気象連動型バナーバリエーションパック」
対談「泉 浩人 × 呉 京樹」
はじめに、株式会社クリエイターズマッチの代表取締役 呉氏から、事業内容やその仕組みについてご紹介いただきました。クリエイターズマッチとは、主にインターネット広告を中心に企画・制作を行うクリエイティブマネジメントカンパニーであり、国内におけるクリエイターマッチングサービスのパイオニアである企業です。事業は「制作」のみならず、「開発」と「教育」の3つの領域にわたってサービスを展開しているそうです。
(詳しくはこちら)
クリエイターズマッチのネットワークには独自の試験をクリアした、400名以上のクリエイターがパートナー契約を結んでいます。この試験はデザインスキルだけではなく、コミュニケーション能力や理解力などを総合的に判断、合格率は4~5%なのだそうです。一級建築士の合格率は10%前後と言われてますから、ものすごく狭き門ですね。もちろん、様々な条件が異なるので、一概には言えませんが。
クリエイターズマッチのクリエイティブの制作本数は約2,500本/月、累計約20万本もの制作実績があるそうです。制作実績はその評価を表すと言えると思います。では、なぜクリエイターズマッチの制作サービスは高い評価を得ているのでしょうか。
その理由のひとつに、PDCAを回すことを目的とした「ユーザーインサイトの分析」が挙げられます。定量評価だけでPDCAを回してしまうと、どこが良かったのか、悪かったのか分からず、改善に繋がらない可能性があります。そこで、数値だけではなく定性評価も行い、どのような広告表現がユーザーのクリック率に影響を与えたのか、分析することが重要とのこと。これがクリエイターズマッチの強みとなっているようです。
セミナーでは実際の事例を挙げて、その詳細もご説明いただきました。
次に、弊社代表の泉から、weathermarketing.netで出来ることについてご説明。端末の位置情報によって、1人ひとりの所在地の天気に合わせた広告を配信したり、店舗等の所定の位置情報を登録し、所定の地点の天気に合わせた広告の配信が可能。
また、所定の地点の天気に合わせた広告配信をする場合、例えばチェーン店では、それぞれの店舗の商圏を設定し、雨が降った場合は当該店舗の商圏にいるユーザーだけに、降雨時用の広告(例えば、雨割10%引き等)を出すことが出来ます。他にも、晴れエリアでは来店誘導の広告を、降雨エリアではオンラインストアの利用広告を配信することも可能。
「雨が降っている場合は、店舗に呼ばずにネットへ案内する。」これはなるほどというような面白さを感じました。飲食店とかはこうするといいですよね。他にも、弊社で行った事例や海外の事例を交えながら、天気連動型広告の可能性について、お話させていただきました。
さらに、呉氏より「気象連動型バナーバリエーションパック」をご紹介していただきました。Weathermarketing.netを導入して頂いたお客様専用のパッケージになります。厳選されたクリエイターによって制作された15種類のデザインバリエーションから10案を選定でき、1案につき2万円というお得なパックです。次の対談では、これについてのディスカッションも行われました。
対談コーナーでは、せっかく天気に合わせて広告を出せるのであれば、文章を変えただけの広告ではなく、適切にデザインされたクリエイティブを制作した方がクリック率に対して効果的であることを、実際のバナーと実績を紹介しながら、説明。
リソースや知見、技術の不足によって、クリエイティブのバリエーションを作るのが難しいクライアントさんも多いものの、天気×クリエイティブはやはり重要。気象とユーザーインサイトを深く理解している二人ならではの、熱いディスカッションが繰り広げられました。
クリエイティブの数が増えるとなると、通常の制作会社ではかなりのコストがかかります。そのような課題があったため、今回新たに「気象連動型バナーバリエーションパック」を企画させていただきました。
今回も、沢山の皆さまにご参会いただき、有意義なセミナーになりました。ご参加いただきありがとうございました。
weathermarketing.netに興味をもっていただいた方は、是非お気軽にお問合せください。
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